第33回
古町豊受大神宮式年遷宮

この古町に誰が、いつの時代に、伊勢の豊受大神を勧請し祀ったのか、正史としての記録は詳らかでない

しかし、本年は伊勢神宮が、第62回の式年遷宮を執行するのにならい、この古町豊受社も社伝の定める所によって、伊勢の本宮と年を同じくして、第33回の式年遷宮祭を執行する。

第33回式年遷宮祭の諸祭と行事日程

斧入式・・・平成25年2月17日(日)
下遷宮祭・・・平成25年4月28日(日)
安全祈願祭・・・平成25年5月26日(日)
注連掛木曳き付け・建立・・・平成25年8月25日(日)
御遷宮斎行・・・平成25年10月19日(土)
奉祝大祭・・・平成25年10月20日(日)


おたや祭り

 長和町の古町(旧長窪古町)に所在する古町豊受大神宮の例祭は、通称おたや祭として知られています。
 その起源は江戸時代末の、文政十一年(1828)の文書が、現在のところ最も古い記録として残されていますが、お祭はこれ以前よりかなり古くから行われてきたと考えられます。

 古町豊受大神宮では伊勢神宮にならって、20年ごとに遷座祭が行われ、例祭は毎年1月14日の夕方から15日の昼頃まで行われます。お客のある家庭は、この日を年始にし、その歳の出発とするのを慣わしとしています。

 参詣の人々は上田、佐久方面からも訪れ、この2日間に4~5万人ほどの人出が予想されます。

 おたや祭には、庶民の生活が安定し余裕が出てくると、お祭を盛んにするために山車が奉納されるようになり、旧家所蔵の天保六年(1835)の日誌に記載されています、「御田(旅)屋賑わし、かざり物数ヶ所美事也」との一文が、現在判っている最も古い山車の記録です。

 山車は素朴な農民美術を伝承する貴重な伝統文化として、昭和38年に長野県無形民俗文化財選択に指定され、現在は区単位の5場所の保存会によって奉納されています。


古町豊受大神宮の歴史