和田宿

和田宿

中山道 第ニ十八番 和田宿

中山道の最高地点にして最大の難所といわれた「和田峠」を控えた和田宿。
標高差約800mの峠越えに備え、ここで多くの諸大名や旅人が英気を養いました。
旧道沿いには国指定史跡の「和田宿本陣 」「歴史の道資料館かわちや」「大黒屋」などが並び、往時の人々の息遣いを現代にも感じさせてくれます。
和田宿本陣ほか宿場の大半は、文久元年(1861)3月の大火で一度焼失しましたが、
同年の11月には皇女和宮の降嫁が控えていたため、幕府からの2千両(約2億円)もの援助と住民の努力により、見事に町並みを復興させ、この大行列を無事に迎えることができました。
現在本陣には、板葺き石置き(1633個の石)屋根が特徴的な居室棟が残っています。

公式サイト https://www.wadajuku.com/